SACList(成功行動チェックリスト)とは

 

SDメソッドの3つ目の主要なプロセスがSACListを作る作業になるわけですが、まずすべての業務を分析し細分化してリスト化していきます。

その行動リストの中から成功行動を選び出し、SACList化するのです。

 

すべての業務と言いましたが、すべての業務のあらゆる行動をと言うことになりますので、最初は分析するのも大変ですし、一度にすべてが出来るわけでもありません。

 

また、最初から完璧なリストが出来るわけでもありませんので、ブラッシュアップしていく作業が必要になってきます。

 

PDCAサイクルを回して、常に上へあげて行くような形でブラッシュアップしていく仕組みを作っていくことになります。

 

マネージャーの仕事

 

SDメソッドを使った改革を行う場合、マネージャーの仕事はこの成功行動チェックリストに沿った行動を部下が出来ているかを確認するのが仕事になります。

 

成果主義では行動は見ませんし、プロセス主義にしても基準となる行動まで決められていてない場合がほとんです。

 

SDメソッドに関しては、成功行動はきちんとリスト化され、それが出来ているかどうか、成果に結び付いているかどうかをチェックしていくわけです。

その際、行動経済学に基づいた指導方法を取らなければ、出来ていない行動を探して叱るなどの、間違った使い方になってしまっては、身も蓋もありません。

 

あくまでも、行動経済学に基づいた指導方法を取らなければ、機能しないということになります。

 

改革はすべての人の幸せのためでなければならない

 

改革することで、ハッピーになれなければ意味がありません。

どの企業でも色々な問題があるわけですが、新人を一人前に育てるのには時間が掛かるというのは、どの企業でも持っている課題です。

 

そのために色々なセミナーが企画され、教育されていくわけですが、それでも時間は掛かるわけです。

それは、感覚的な方法や、表面的な手法、センスを求めるものなど、決定的な手法が存在しないからです。

 

このSDメソッドは、マネージャーがブラッシュアップさせていくことで、常に最新の自社の教育手法に換えて行くことができるわけです。

覚えなければならない商品知識などは、自分自身で勉強してもらわなければならないわけですが、こと成功行動となると経験が必要になってきます。

 

その経験を成功行動リストと言う形で教えることで、何をどうすればよいのか、どう行動すればよいのかが分かるようになるわけです。

 

中途採用で入社してきた社員にも同じように教育することができ、短時間で自社で必要な成功行動を取ってもらうことができますし、中堅ベテラン社員の方も、スランプに陥った時にセルフマネジメントに使うこともできます。

 

経営者も、経営陣に対してSACListを作ることで同じようにマネジメント出来ることになりますし、数字の裏にある行動をきちんとチェックする指標にもなるわけです。

 

業務の改革・最強の組織作り・安定した経営には、どれだけ正確なSACList(成功行動リスト)を作れるかが重要になってくることになります。


新入社員の不安

・何をすればいいのか分からない

・OJTでいきなりやれって言われても

・『そんなの常識』っていう常識って何?

・具体的な指示って出してくれないの?

・頑張れって言われても何を頑張ればいいの?

 

中途採用社員の不安

・前の会社とやり方は同じなのか?

・この会社のルールって何だろう?

・慣れるまで時間がかかりそう

・とりあえず自分のやり方でいいのかな?

 


そんな不安を解消するのがSACListです。

最短で成果の出せる体制にもっていくためには、成功行動を取ることを教え、それが出来ているかをチェックします。

もちろん、きちんとバイアスの取れたニュートラルな状態にした上で、何故SACListを使うのかを理解していないと意味がありません。

 

SACListがマニュアルと違った効果を発揮するためには、バイアスを認識してセルフマネジメント出来る心理的状態が形成されていなければなりません。

 

ミクロマネジメントにならないよう、マネージャーは最新の注意を払いながら活用してください。