私の好きな戦国時代の武将は、直江山城守兼続です。

NHKの大河ドラマでもやりましたが、上杉謙信亡き後その後継となった謙信の姉の息子、上杉景勝の参謀です。

 

兼続は、幼少のころから景勝の近従として仕えていたようですが、上杉謙信の最後の教え子でもあったのではないかと思います。

 

天下分け目の関ヶ原の戦の原因ともなった『直江状』も有名ですが、太閤秀吉に何度も自分の部下になるように懇願され、何度も断り景勝のもとを離れませんでした。

幼少のころから傍にいて、ほとんど兄弟のような感覚であったのかもしれません。

 

景勝も、自分の領地に匹敵するほどの広さの領地を与えていました。

それほど信頼していたのでしょう。

 

 さて、こういった参謀が傍に一人いれば、経営者も相当楽なはずです。

いわゆる番頭さんがいるかどうかで、企業経営はおおきく変わってくるはずですが、この部分は各社様々だと思います。

ただ、大きくなっていく企業には欠かせない存在であることは間違いないはずです。

 

うちには番頭さんに当たる人がいないんだよなぁ、という経営者の方は、すぐに番頭さんを作るのは難しいかもしれませんが、経営者の方なら番頭さんにしてほしい成功行動ならリスト化できるはずです。

それを使ってすぐにでも育てる体制に入るべきです。

 

そうしないといつまでたっても楽になりません。

 

 今回、経営者に必要な参謀像という形でのお話ですが、最後に本当に改革するためにはという内容で付け加えておきたいと思います。

 

業務改革や経営改革、営業部改革などさまざまな改革がありますが、本当の意味で改革を成し遂げようとする時に、一番重要なのは経営者です。

 

シャローサーベイ、ディープサーベイを駆使して改革に向けた下地作りをするわけですが、その際に大きな障壁になるのが、経営者が掛けている社内的なバイアスになります。

 

これは企業風土にもなるわけですし、悪い意味ばかりではないのですが、明らかに経営者が間違っている場合でも、大きなバイアスを掛けることで通してしまっている場合があります。

 

いわゆる、白いものが黒くなったり、赤いのに青くなったりしてしまうわけです。

笑い話で済むならいいのですが、自分がここまで築いてきた会社だという自負のある経営者の場合、やはり、簡単に自分の間違いを認めることができにくいわけです。

要は、一番大きなバイアスが掛かっていて、それを取り除きニュートラルな状態に持っていかなければならないのは、経営者だということです。

 

お分かりでしょうか?

私がコンサルする企業には、あらかじめこう言っておくことにしています。

 

『まず最初にバイアスを解除しなければならないのは、社長さんからになりますがよろしいですか?』