デザインすることの重要性

 

 企業経営とは、絵を描くのに似ていると思います。

デザインとは、それだけで世界を変える力を持っています。

それに気付いている経営者こそ、真のクリエイター、真のデザイナーになれるのではないでしょうか。

 

私は色評価士という資格を持っています。

公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)という組織が、色々な資格を認定していますが、この資格はDTPエキスパートの上に位置し、さまざまなデバイス間の色合わせを特殊な機器を使い行ったり、カラーマネージメント全般に対する講習などが行える資格です。

JAGAT Japan Association of Graphic arts Technology

 

もともとクリエイティブなものが好きで、仕事に役立つと思い絵やイラスト、写真など色々勉強してきました。

プロカメラマンの世界に、電塾という組織があります。

デジタルカメラが出始めた初期のころから、さまざまなテストや講習を行いデジタルカメラの研究を行ってきた組織ですが、そこでも勉強させていただきました。

 

私はビジネスの世界こそ、デザインされなければならないと考えています。

私が行動経済学を重視するのは、ビジネスの世界は相手がある世界であり、その中でも見えない部分を見るために行動経済学が有効だと考えているからです。

 

その上で、デザインの力で相手に訴求していかなければならないのではないでしょうか。

すべての人がデザイナーになれるわけではないと思います。

ただ、デザインの重要性を認識し、常に美しいデザインを意識するだけでも相当違った結果になると思います。

 

私は絵も描きますし、写真も撮ります。

HPも自分で作りますし、簡単なチラシなど販促物もすべて自分で作ります。

 

デザイナーとしての能力は、それほどあるとは思えませんが、ことビジネスをデザインすることにおいては、それなりの結果を出してきました。

 

営業にしろ、企業経営にしろ、どこまで美しい絵を描いていけるかが一番重要ではないでしょうか。

 

抽象的すぎて分かりにくいかもしれませんが、強い組織とは誰が見ても美しいものです。

成績を上げることのできる営業マンのやり方は、外から見ていて非常に美しく見えます。

 

美しい結果を残すためには、優秀なデザイナーにならなければならないのです。

 

フィボナッチ数列・黄金比など、写真や絵画の世界で重要視される自然界にも美しいものに現れる、不思議な現象があります。

それを意識するだけでも違いますし、今自分が行っている営業手法、経営手法が、誰が見ても美しく見えるかどうか、意識するだけでも違ってくると思います。

 

スティーブ・ジョブズは、優秀な企業経営者であり、優秀なクリエイターであり、優秀なデザイナーだったと思っています。

彼のプレゼンは、実にシンプルな内容でした。

プレゼン資料などでもそうですが、どれだけシンプルに美しくできるかが重要だと思います。

また、販促用の資料など、どういった形で見られ、どういった考えのもと利用されるのか、そこまで考えてデザインすることが、結果につながるのではないでしょうか。

 

デザインの力を認識し、自ら優秀なデザイナーになろうとすることこそ、経営者に必要な努力なのです。